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作業・製作工程

栽培過程のご案内

花の栽培はその年の気候や温度などに非常に影響されます。
その年は順調に育ったかと思っても次の年は同じように育てられるかわかりません。
月並みな話になりますが、やっぱり毎年勉強させられます。
できる限り植物が育ちやすい環境を考えて日々努力しています。

花生産を取り巻く環境は今でも非常に厳しい状況は変わりません。
生産資材などコストダウンを考えていかなくては経営が困難になる中、私たちは、生産直売という形で新たな経営の糸口を考えました。
そしてお客様に少しでも喜んでいただけるよう、生産にかかる経費を現状維持し、良質の苗・鉢花生産することにしました。
そのため、生産用土や栽培状況にこだわりを持って栽培をしています。

植物を育てていく過程や作業をご案内します。

種まき(播種)~育苗

写真はパンジーの種をまいています。288穴のプラグトレーに一粒ずつ種を落としていく機械です。
パンジーの種は1mmぐらいと非常に小さく人間の手で1粒ずつ落としていくのは困難です。
今回はパンジーとビオラをあわせて25,000粒まきました。

種まき(播種)~育苗
種まき(播種)~育苗
種まき(播種)~育苗

【発芽室】
種まき終了後、バーミキュライトを覆土して潅水後発芽室に入れます。

植物により発芽温度、発芽日数や発芽条件などは様々です。
今回はパンジーを播種しましたので
発芽温度:約17~20℃
発芽日数:約4~7日
湿度:約70~80%で行いました。

発芽は、品種や植物により発芽条件が異なります。
中には発芽するのに光(太陽光線など)が必要な場合があります。
そんな場合は、電熱を利用した育苗や自然発芽させる場合があります。

種まき(播種)~育苗

【発芽】
写真はパンジー播種後18日の画像です。
まだ赤ちゃんの状態で繊細な管理が必要です。
発芽率は普通70~80%です。
そこから製品になるのは8割~9割あれば大成功です。

【育苗】
育苗期間は植物や品種により異なりますが、パンジーの場合、約1ヶ月から40日程度かかります。
約1ヶ月の間の作業は次のとおりです。

潅水:毎日1~2回
液肥:2~3回
消毒:1~3回
矮化処理:1~2回

育苗期間中は苗も小さく、神経を使います。油断していると1日で枯れてしまう場合もあります。

鉢上げ/鉢上げ準備

【鉢上げ】
育苗した後鉢上げをします。
鉢上げは植物の生育を考え、それに応じた鉢に植え替えます。
鉢上げ終了後は水をたっぷりやり、土の中の水分を均一にします。

鉢上げ/鉢上げ準備

【用土配合】
花の品種により、それに合った材料を配合します。
写真は用土配合機に材料を投入しているところです。
ちなみに、黒いのはクン炭(籾殻を焼いたもの)です。
この機械はミキサーで約2.5りっぽうメートルの材料を配合できます。

鉢上げ/鉢上げ準備

【鉢土入れ】
鉢上げの準備として、ポットに用土を入れます。
この機械は自動でポットに土をつめていく機械でポッティングマシンといいます。
約1分間に100ポットぐらいに土を入れていきます。

鉢上げ/鉢上げ準備

【鉢あげ(定植)】
鉢上げはプラグトレーに育った苗を1本ずつポットや鉢に植え替える作業でこの作業が一番時間がかかります。
ここからパンジーの場合、1ヶ月から2ヶ月で商品になります。

その後の管理

パンジー定植後10日目と矮化処理を行っている写真です。
特にパンジーなど寒くても成長する植物は、夏の暑さで徒長してしまい商品価値が下がってしまい良質の苗にはなりません。そのため矮化処理を行って徒長を抑制します
その後の管理は病害虫の予防や液肥や固形肥料の施肥など、様々な作業が待っています。
こうして良質の花を栽培できるよう日々努力しています。

その後の管理

その後の管理
その後の管理

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